2012年8月29日水曜日

英語講師としての葛藤

私は英語を教えることで生活しています。仕事が増えれば、私の収入も増えることは確かです。しかし英語講師として2つの葛藤があります。

同じ方が長く通ってくれれば、私の収入は安定します。しかし早く独立してほしいという気持ちもあります。

私は辞書の使い方を指導します。辞書の使い方が分かれば、勉強は一人でできます。私は「基本的に勉強は自分でやるもの」という考えがあります。私の仕事は英語を教えるというより、英語の勉強の仕方を教えることだと思っています。

高い教材を買う必要はありません。正しい勉強法を知っていれば、教材にあまりお金をかけなくても、自分で勉強はできます。

受講者がいつまでも独立できる力をつけられなければ、指導が悪いということになり,早く独立できる力をつけられれば、指導がよかったということになります。

学生の場合、「定期テストで常にいい点を取った」、「志望校に合格した」となれば、いい指導をしたということになります。

社会人の場合、英検で準1級、TOEICで730点取れる実力がつけば、十分個人で英語塾を開いてもいいくらいです。

「もう十分教えてもらったから結構です。後は自分で勉強します」と言える方が出てくれば、私は嬉しく思います。

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