2014年12月17日水曜日

英検は級が上がるごとに勉強時間倍増

僕は小学生から年配の方まで、英検を受けることをお勧めしています。公的な機関が認めた試験に受かれば、実力が証明されたことになり、本人のやる気もでるでしょうし、教える側もやり甲斐を感じます。

これまで英語を教えてきた経験から、英検の各級に合格するために、少なくとも以下の勉強時間が必要だと思います。

5級→4級   100時間
4級→3級   200時間
3級→準2級  400時間
準2級→2級  800時間
2級→準1級 1600時間
準1級→1級 3200時間



2014年12月16日火曜日

「所見」ではなく別の言葉で

昨日息子が近所の医院を受診しました。診察の結果を丁寧に医師が説明してくれ、信頼できる医師だと思いました。

5分ほど話をした間、この医師は「所見」(見た結果の判断や意見)という言葉を何回か口にしました。これを耳にした時に、その診療所にたくさんいた高齢者が、「所見」の意味を正しく理解できるかどうか、疑問に思いました。「今日診察を受けた医師の所見では〜だそうだ」と話す人はあまりいないと思います。

医師の間では、「所見」という言葉を使うのは当たり前だとしても、患者に対しては、「今診たところ〜」という方が分かりやすいと思います。



ジーニアス英和辞典第5版発売

12月18日にジーニアス英和辞典の第5版が発売されることを今日知りました。

早速アマゾンで3冊予約しました。新しいものを使うのが楽しみです。

第5版は3780円ですが、決して高いとは思いません。「大安売り」と言ってもいいくらいです。第4版が2006年の12月に出版されたので、8年たちました。第5版を今買って、第6版が出版されるまで8年使ったら、年間にわずか472円使うことになります。

1年以上第4版をお使いの方は、買い替えをおすすめします。





2014年12月11日木曜日

英検1級の合格者が出たら本名で

僕が指導している方が英検に合格した場合、承諾を得てブログに書いていますが、プライバシーの関係でイニシャルしか書いていません。

14年前のことですが、僕が通訳学校に通っていた時、英検の1級に合格しました。この時は「栗原直樹 英検1級合格」と学校に貼り出され、嬉しかったことを覚えています。

水曜日のサークルに英検の準1級を持っている方が2人います。来年は1級に合格することを期待しています。1級に合格するということは、これまでの努力が評価され、大変名誉なことなので、承諾を得られたら、本名で公表したいと思います。





2014年12月8日月曜日

野党の候補者は安倍政権の批判ではなく、自の政策をはっきりと

昨日宇都宮に行った時に、民主党の柏倉候補の演説を聞きました。最初から最後まで聞いていたわけではありませんが、安倍政権の批判ばかりしており、自らの政策は聞こえてきませんでした。候補者なのに、どうして自の政策をはっきり言わないのか不思議に思いました。

野党の候補者が安倍政権を批判するのは簡単なことですが、政策を実行に移すのは大変なことです。柏倉候補は「自分には安倍政権を批判するだけで、大した政策は持っていません」と自ら認めているようなものです。

柏倉候補に限らず、野党の候補者は安倍政権を批判するだけではなく、自らの政策を堂々と主張することで、支持を集めるようにしてほしいと思います。


2014年12月6日土曜日

栃木県の英語教員の実力は全国平均以下

昨日ある方に興味深い記事をいただきました。11月20日の朝日新聞にはこう書いてあります。

『英語力持つ先生 目標以下
英検準1級やTOEIC730点以上

国の目標 高校75% 実際は 53%
     中学50%     28%

「英検準1級以上」などの力を持つ英語の先生の割合は、公立高校で53%、公立中学校では28%だったことが文部科学省の調査でわかった。国が掲げる「高校75%、中学50%」の目標には及ばず、文科省は検定試験を受験するよう呼びかけている。』

「求められる英語力」を持つ教員の割合で、栃木県の高校教員は52%、中学教員は25%でした。つまり栃木県内の高校と中学の教員の実力は全国平均を下回ったことになります。

栃木県内のある中学校に英語の教師が4人いたとしたら、そのうちの1人しか「求められる英語力」を持っていないことになります。

どこかのレストランへ行った時に、調理師免許証が飾ってあったとしても、不思議に感じる人はいないと思います。中学や高校の教師が「英検で何級を持っているのか、TOEICで何点持っているのか」ということは、業務に関係していることなので、本来は公表すべきことです。生徒に英検の受験を奨励するのなら尚更です。

私がTOEIC講座を担当している企業では、昇進のため、英語を業務で全く使わなくても、TOEICで470点とる必要があります。

英検の2級は高卒程度ですから、英語教師を名乗るのであれば、「英検の準1級やTOEICで730点」を持っていて当たり前です。

中学校や高校の保護者は、英語教師に「英検の何級を持っていますか」・「TOEICで何点取っていますか」と積極的にきくべきです。そこで堂々と答えることができるかどうかで、その教師の実力が分かります。

栃木県教育委員会は「求められる英語力」を持っていない教員に対して、「1年以内に達成するように」と通達を出してもいいと思います。

「栃木県内の公立高校や中学に勤める英語の教員は全て、英検の1級か準1級の合格者で、TOEICで730点以上の実力を持っていますから、安心してお子さんの英語教育はおまかせください」と栃木県教育委員会が言えるようになってほしいと思います。














2014年12月4日木曜日

イギリス人を水曜日のサークルに招待

最近佐野に滞在中のイギリス人と知り合い、昨日水曜日のサークルに招待しました。彼は普段はマンチェスターアクセントで話をしますが、サークルに来た時にはゆっくりわかりやすくイギリスの話をしてくれました。

このサークルでは最近、BBC(イギリス国営放送)で流れていたスコットランド独立に関するニュースを使ったので、クラスの皆さんはある程度イギリス英語の聞き取りに慣れていたと思います。英字新聞に掲載されていたフィッシュアンドチップスやスコットランド独立に関する記事も最近使ったので、なじみのある話を聞くことができました。

もしこれからも機会があれば、特別ゲストを招待したいと思います。