2015年10月30日金曜日

英語に聞こえなかった英語

今朝BBCを聞いていたら、グラスゴー(スコットランド)の人のインタビューが流れました。この人はアナウンサーではなく、普通の人です。

「もちろん英語を話していたんだろうけど、英語には聞こえなかった」というのが正直な感想です。グラスゴーの人が話す英語は、イングランドの人が聞いても分かりずらい英語です。

「こんな英語を日本人が聞いて分かるはずがない」と思う反面、「これまでの自分の英語人生は何だったのか」と努力が打ち消されてしまう思いもしました。


2015年10月29日木曜日

アメリカ人女性による英会話のサークル

11月から第4金曜日の会話のサークルは、アメリカ人の女性が担当することになりました。このサークルは佐野中央公民館で、午前10:15〜11:45にあります。

第4金曜日のみ参加という方も大歓迎で、参加費は1000円です。是非おこしください。どなたでも参加可能です。


イギリス英語に興味がある人に、BBCのSix O'Clock Newsはおすすめ

最近はBBCのSix O'Clock Newsを毎朝聞いています。これはPodcastsで聞けるため、好きな時に聞くことができるので、とても便利です。何度聞いても無料です。

この番組のアナウンサーはゆっくりはっきり話してくれるので、聞き取りやすく勉強になります。ただ 何を言っているかということはどのにも書いていないので、分からない時はBBCのサイトなどにアクセスして調べるしかありません。

この番組を聞いていると、イギリスでは今何が起きているのか、イギリス人は何に興味を持っているのかということが分かります。

上品なイギリス英語を身につけるのに、Six O'Clock Newsはおすすめですが、イギリス人がみんなBBCのアナウンサーのように英語を話すと思ったら大間違いです。巷のイギリス人が話す英語とBBCのアナウンサーが話す英語は、全く違います。日本人がみんなNHKのアナウンサーのような日本語を話すわけではないのと同様です。

BBCのアナウンサーが話す英語は
、標準的なイギリス英語なので、イングランドに住んでいる人とは限らず、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドに住む人が聞いても違和感はないと思います。東北や九州に住む日本人が、NHKのニュースを聞いて違和感がないのと同じです。

日本人の大人で、NHKのニュースを聞いて難しいと感じる人がいないのと同様、イギリス人の大人で、Six O'Clock Newsを聞いて難しいと感じる人はいないと思います。

Six O'Clock Newsがいくら聞き取りやすいとは言え、日本人の英語学習者が聞いたら、大変です。ニュースの原稿はどこにも書いていないので、たった30分の番組でも、全部聞き取って、知らない単語を調べながら聞いたら、2時間以上はかかります。

イギリス人に会ってまともな話がしたいと思うのなら、Six O'Clock Newsが聞き取れるのは、最低条件だと思います。


2015年10月26日月曜日

読んでは調べ、聞いては調べ

英字新聞を読んで、知らない単語があれば調べ、BBCのニュースを聞いて、知らない単語があれば調べ。読んだり聞いたりするものが、時に変わることはあります。「英語ができるようになるかどうかは、この単純な作業をどれだけ続けることができるかどうか」とどこかに書いてあったことを思い出しました。

近所を散策

普段僕が通っているセントラルスポーツは、月曜日が定休日です。いつもは車で行って運動するのですが、今日はいい天気なので、セントラルスポーツまで歩いて行きました。普段車で通る道を歩くと、いろいろなものが見えてきます。大きくて洋風の家を見ると、「この家に住んでいる人はきっとお金持ちなんだとうな」とか「自分もこんな家に住んでみたいな」と思いました。

セントラルスポーツまで歩いて行ったことで、機械に乗ってやるのと同じくらいの運動をすることができました。これから毎週月曜日は、セントラルスポーツまで歩いて行こうかな!!!




教師の資格は、自分自身が進歩することである

ノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大学の大村智特別栄誉教授に関する新聞記事に掲載されていたもので、印象に残ることがありました。小学校の教諭だった大村氏の母親は日記に、「教師の資格は、自分自身が進歩することである」と記していたそうです。

僕も英語講師として、「自分自身が進歩しなければならない」ということを改めて感じました。

2015年10月25日日曜日

マンチェスターとシェフィールドの英語

昨晩佐野市内に住むイギリス人2人を招待しました。昨年の7月にもこの2人を招待して、English beer party をやりました。English beer party なので、もちろん飲んだのは、Bass Pale Ale と London Pride というイギリスのビールです。

1人はManchesterの出身で、もう1人はSheffieldの出身です。この2人の出身地は直線距離だと、50キロしか離れていないのですが、英語が違うのは明らかです。我が家にいながらにして、生でイングランド北部の英語が聞けて感動しました。最近BBCを聞いたりして、イギリス英語に耳を慣らしていたせいか、2人の話はよく分かりました。

2人の話を聞いていたら、イギリスのパブへ行って、地元の人と話をしたくなりました。




2015年10月24日土曜日

スピーチを聞きながら考えること

昨日のサークルにアメリカ人の女性を招待し、佐野市と姉妹都市関係にあるランカスター市のこと、昔ながらの生活を営むアーミッシュというグループのこと、大学のことなどたくさんの話が聞けました。僕はランカスターに3回行ったことがあるので、彼女が何の話をしていたかよく分かりました。

彼女のスピーチを聞きながら、「もし自分がこれを同時通訳していたとしたら、どう訳そうか」ということを常に考えていました。これも一種の職業病みたいなものです。

2015年10月23日金曜日

金曜日のサークルにアメリカ人の女性を招待

第2と第4金曜日の午前10:15〜11:45に、佐野中央公民館で海外旅行英会話のサークルがあります。このクラスに今日、ランカスターから来た女性を招待しました。彼女の話は大変興味深く、勉強になりました。

これまでこのサークルは、2回とも僕が担当していたのですが、第4金曜日のクラスに関しては、彼女にまかせることにしました。

海外旅行の英会話に興味のある方は、是非お知らせください。



2015年10月16日金曜日

通訳が役に立った

今日は仕事ではないのですが、少し通訳をする機会がありました。リッラクスした雰囲気の中で、専門的な話でもなかったので、うまくいきました。自分の技術が少しお役に立てて、嬉しくなりました。



2015年10月15日木曜日

水曜日のサークルが午前中に

中央公民館(佐野地区公民館)で毎週水曜日に、エンジョイ・イングリッシュというサークルがあります。このサークルは先月までは午後1時半から3時でしたが、金曜日のサークルに参加している方から、「午前中なら水曜日のサークルにも出られる」というご意見が出たため、今月から午前9時半から11時になりました。

エンジョイ・イングリッシュでは、リーディングとリスニングを交互にやっています。例えば、今月1回目の時は、環境に関する英字新聞の記事の読解をやりました。この記事は僕が選んだものではなく、参加している方の推薦でした。今月2回目の時は、アメリカとニュージーランドのラジオ局から録音したコマーシャルを使いました。

リーディングとリスニングで使う教材は、必ず事前にお配りしているので、少なくとも1週間は予習する時間があります。

エンジョイ・イングリッシュではあと数人募集しています。見学をご希望の方は、事前にお知らせください。




2015年10月13日火曜日

久しぶりに企業で通訳(3)

昨日先輩の通訳者にピンチヒッターを頼まれ、今日宇都宮の企業で機械の通訳をしてきました。

企業で通訳をするのは1年2ヶ月ぶりです。今日相手をしたアメリカ人は、佐野と姉妹都市関係にあるペンシルバニア州ランカスター市の近くに住んでいる人で、親しみを感じました。

たまには企業で通訳をすると、勉強になることは間違いないのですが、僕の本職は英語講師です。

2015年10月12日月曜日

人間は「先生」と呼ばれることで常識を見失ってしまう

植野小学校に通う息子が学校からもらってきた用紙があります。この用紙は運動・勉強・生活に関して目標を立て、どれだけできたかを書くものです。この用紙に「おうちの人から」、「先生から」と書いてあり、保護者と担任の教師がコメントを書く欄があります。学校が配ったものなのに、どうして「先生から」と書くのか、僕にはどうしても理解できないのです。「先生から」ではなく、「担任から」と書くのが正しいと思います。

人間は「先生」と呼ばれることで、常識を失ってしまうということが、今日も再認識できました。

2015年10月8日木曜日

僕は医者で言うと、まだ研修医か

「英検の1級に合格することは、医師国家試験に受かるようなもの」というのは、以前ブログに書いた通りです。

僕が英検の1級に合格したのは、30歳の時ですから、15年も前のことです。しかし最近、自分は医者で言うと、まだ研修医ではないかと感じることがあるのです。

我が家で購読している The Japan News (JN) という英字新聞は通常16ページで、これを全部読んだ時に、知らない単語が16個にすることを中期的な目標に定めていますが、達成率はまだ30%ほどです。JNは専門家向けに発行されているものではないので、これを読んで知らない単語が何10個もあるのは、英語講師として致命的です。

JNを全部読んで知らない単語が16個になったら、研修期間は卒業ということにして、専門分野に進みます。研修期間があとどれくらい続くかは、自分の努力次第なのですが、気が遠くなりそうです。








2015年10月5日月曜日

1日はだれにとっても24時間

最近スポーツクラブに行くと感じることがあります。60〜70代の会員を見ると、この人たちにも40代の時があって、自分もあと20〜30年するとこうなるんだなと感じます。1日24時間はだれにとっても平等です。問題は「どう年をとるか」だと思います。

英検の1級に受かったら教えない

我が家に通って来てくれる人には、是非英検で上を目指してほしいと思っています。しかし1つ誓っていることがあります。それは「英検の1級に合格したら、もう教えない」ということです。僕が指導した人で、1級に合格する人が現れれば、もちろん嬉しいことですが、その後は僕のレッスンを受ける必要はありません。1級を受けようという人に、僕はかなりのアドバイスをします。1級に合格してからの勉強の方が大変なのですが、その先は自分で目標を決めて勉強するものです。



2015年10月2日金曜日

BBC の Six O'clock News を真面目に聞くと

昨晩BBC(英国放送協会)のPodcastsで、Six O'clock News というのを真面目に聞きました。「真面目に聞いた」ということは、分からない単語を調べながら聞いたということです。この番組は大変聞きやすいのですが、知らない単語は出てきます。例えば昨晩調べたのはTridentという単語です。Tridentという単語は聞き取れたのですが、これが何を意味するのか分からず調べたら、「潜水艦から発射するミサイル」の名前だということが分かりました。

Six O'clock News はわずか30分の番組ですが、これを全部聞き取るのは大変です。再生→停止→単語調べ→再生を繰り返すと、時間がかかります。昨晩は全部真面目に聞いたわけではありますんが、もし全部真面目に聞いたら2時間くらいはかかるのではないかと思います。

「聞き流すだけで英語ができるようになる」という教材は、まやかし物です。何を言っているのか神経を集中させて聞いて、分からないところは何度も再生したり、分からない単語は調べたりして、リスニング力はつくものだと思います。

BBCのPodcastsは無料です。本物の教材なら、いくら聞いても無料です。


2015年10月1日木曜日

BBCをただで聞く代わりに

最近BBC(英国放送協会)のPodcastsをよく聞いています。BBCはいくら聞いても無料という理由ではないのですが、僕はイギリスのビールとLondon Dry Gin をよく買って、イギリス経済に僅かながら貢献しています。

日本でBBCを聞く人が増えれば、英語ができる日本人が増えるだろうし、イギリスのジンを買う人が増えれば、イギリス経済も潤うと思います。