2012年9月2日日曜日

アメリカの新聞の重さ

近くに住むアメリカ人の女性から、今日 Wall Street Journal (WSJ) と New York Times (NYT) を、お土産としてもらいました。以前NYTは都内でも売っていましたが、久しぶりに見たので感激しました。

私は以前にもアメリカの新聞と日本の英字新聞の違いを書きましたが,今回別の観点から書いて見たいと思います。

各紙の重さをはかってみました。WSJが150グラム、NYTが250グラム、同じ日の Daily Yomiuri (DY) は90グラムでした。

WSJやNYTは普段見慣れている日本の英字新聞とは違い、ページをめくるだけでも楽しめました。

日本で日経新聞と読売新聞を毎日丁寧に読んでいる人が多数いるのと同様、アメリカにもWSJとNYTを毎日丁寧に読む人が多数いるはずです。

WSJとNYTを読んだら、400グラム分読むことになります。毎日400グラム分の新聞を丁寧に読み情報を仕入れる人と90グラムの新聞を読む人が、互角に英語で議論できるでしょうか。

日本人の英語学習者で毎日90グラム分の英字新聞を丁寧に読む人は、相当な英語力の持ち主だと考えられます。しかしこのような英語力ではアメリカの知識人と英語で互角に議論ができるはずがありません。

恥ずかしながら、私も毎日英字新聞を読んでいるわけではありません。私は英語を使って、アメリカの知識人と互角に議論ができるようになりたいとは思いませんが,彼らの言うことができるだけ理解できるようになりたいと思います。彼らの話を理解するためには、相当の英語力と知識が要求されます。




同行通訳としてアメリカへ(1)

佐野市はアメリカのペンシルバニア州にあるランカスターという町と姉妹都市関係にあります。

毎年5月はランカスターから佐野に来る中学生の受け入れがあり、10月は佐野からランカスターへの中学生派遣事業があります。

先月選考会が開かれ、18人の中学生が選ばれました。その後、引率や生徒を対象とした説明会が、佐野市国際交流協会で開かれました。派遣期間は10月9日から16日です。

私は佐野市国際交流協会の同行通訳として、今年ランカスターへ派遣されることになりました。これまでに同行通訳としてアメリカへ1回、オーストラリアへ3回派遣され,今回が5回目の派遣となります。

今回の同行通訳の仕事は5年ぶりとなり、アメリカへ行くのも7年ぶりです。私はランカスターへ個人的に2度行った経験はありますが、同行通訳としては初めてです。

英語力に関して、生徒も含め心配はあると思います。しかし英語力に関して一番プレッシャーを感じているのは、私だと思います。通訳という立場だと、分からなくても「分かりません」とは言えません。分からないときは聞き返すなどして、できるだけいい通訳をしたいと思います。

来月の派遣までに、英語の猛勉強をしなければなりません。