2015年1月27日火曜日

スタッフを「先生」と呼ばないフリースクール

今朝の読売新聞の栃木版にこんな記事が載っています。

フリースクール「家族みたい」
 民間のフリースクール・フリースペースも、学校に行けない子どもたちの居場所の一つだ。入会金や月謝がかかるが、1980年代から、不登校の子どもの受け皿として増え始めた。
 NPO法人「越谷らるご」(埼玉県越谷市)が運営する「りんごの木」は県内外から約40人が通うフリースクールで、「自分のことは自分で決める」を指針としている。特徴の一つは、週1回のミーティング。生活のルールや行事の内容などについて、スクール生とスタッフ、ボランティアが同じ1票による多数決で決める。困っていることを話し合う場でもある。
 学校復帰を前提にしていないことや、スタッフのことを「先生」ではなく、さん付けで呼ぶことも特徴だ。鎌倉賢哉事務長は「自分で決めるとうことが、まず自立の一歩。私たちは指導者でなく対等な人間として、感受性豊かな子どもたちが自分らしくいられるように支えています」と語る。・・・


僕は2012年3月15日にブログに「先生は差別用語」というタイトルで書いたように、教師を「先生」と呼ぶことに反対してきたので、自分と似た考えを持つ人が増えたようで、嬉しくなりました。

教師はなぜ生徒に「先生」と呼ぶように奨励し、上下関係を作り出すのか、理解できません。さん付けの方がずっと親しみを感じてもらえると思います。



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