2011年11月3日木曜日

「TOEIC楽々勉強法」なんてなし

以前TOEICのクラスで、ある受講者から「楽に点を上げる方法はないか」ときかれ、「そんなのない」と答えました。

私はこの質問で今までの自分の努力が否定されたように感じました。私は決して楽をしてTOEICの点を上げたのではありません。現在の英語力を身につけるのに、何千・何万時間英語に費やしてきたか分かりません。楽な方法を探している人が、TOEICでいい点が取れるはずありません。勉強をせずに点が上がるほど、TOEICは甘くないのです。もしTOEICで楽にいい点が取れるのなら、いい点を取ってもあまり価値がないということになります。

TOEICを受けた時に、ABCDで迷うということは自信がないということです。これは時間の無駄とも言えます。例えばパート5の問題で、実力があれば見た瞬間に正解が分かります。TOEICで点を上げるためには、自信を持って印をつけられる問題を、どれだけ増やせるかです。なんとなくで選んでいたら、いつになっても点は上がりません。

TOEICでいい点を取りたいというのであれば、自分に合った勉強法を見つけ、毎日努力を続けるだけです。楽な方法なんてありません。

1 件のコメント:

  1. 昨日も有意義な授業をありがとうございました!
    私は・・TOEICの点数が1点も上がることなく止まってしまったのは、まさに努力不足と自分に合った学習をしていないのだと、栗原さんと話をしていて気付きました。。。

    例のドキュメント番組☆、拝見できるのを楽しみにしています♪

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