2015年11月16日月曜日

9割以上の日本人に英語は必要ない

ニュージーランドの大学で知り合ったシンガポール人の友達が来日中で、昨日は一緒に東京スカイツリーへ行きました。彼女は日本が大好きで、最近は年に2回来日しています。

僕は電車の中でたまった日本語と英字新聞を読もうと思い、バッグに新聞を詰めて出かけました。最近はスマートフォンが増えた影響で、電車の中で新聞を読む人が減ったように思います。隣に座っていた人は、競馬の新聞を読んでいましたが、英字新聞を読む人は皆無でした。

普通の日本人は、中学と高校で少なくとも6年間は英語を勉強します。大学入試の問題が読める力があるのなら、英字新聞もある程度読めます。しかし6年間英語を勉強しても、普段使わなかったら絶対に忘れます。せっかく6年も勉強しても、社会人になって使わなかったらもったいないとも思いますが、業務などで、英語が必要な日本人は一体何割でしょうか。

英語ができれば、もちろん便利であることは間違いないのですが、9割以上の日本人に英語は必要ないと思います。ただ学生時代には、だれが将来英語が必要になるのかということが分かりません。僕は以前企業で、海外派遣前研修というのを担当したことがあります。中には工業高校を卒業した人もいて、「高校生の時に英語を勉強した記憶がない」ということでした。普通科の高校と比べ、工業高校では英語の授業が少ないのです。このように学歴や英語力に関係なく、いきなり海外に派遣される会社員がいます。




0 件のコメント:

コメントを投稿