2019年3月13日水曜日

英語風の名前

最近キラキラネームに関する記事を読みました。英語講師の立場から、英語風の名前に関して普段感じることを書いてみたいと思います。

娘が小学生になった時、ある英語風の名前を見てびっくりしました。もちろんこの子の両親はよく考えてつけた名前だと思いますが、英語では「意気地のない、だまされやすい」という意味です。もしこの子が将来英語圏の国に行って、「僕の名前は意気地なしです」と自己紹介したら、相手はどのような反応を示すでしょうか。

例えば、ありすという名前の子がいたとします。これをローマ字で書けばArisuとなり、これを英語風に発音すると、アリースーとなると思います。Aliceはよくある名前ですが、英語圏の人から見れば、Arisuというのは聞いたことがない名前で、親が期待したものとは、全く発音が違う名前になってしまいます。

別の例はとむです。これをローマ字で書くとTomuとなり、間違いなくトミューと読まれることになります。

英語風の名前をつけるのはもちろん親の自由ですが、英語ではどういう意味なのか、ローマ字で書いたらどうなるのかということまでよく考えて、名前をつけるべきだと思います。

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