2021年5月30日日曜日

母国語の力

僕は佐野で生まれ育ち、5〜6年オーストラリアとニュージーランドで過ごしたことはありますが、これまでの人生の大半は佐野で過ごしています。もちろん僕の母国語は日本語です。

今日の読売新聞を1時間ほどかけて、全体的に読みました。この中で「切歯扼腕」(せっしやくわん/ひどく悔しがったり怒ったりすること)という言葉だけは調べました。もし今日の英字新聞を1時間ほどかけて読んだとしたら、知らない単語が1つだけということは絶対にありえません。

NHKの夜の7時のニュースを30分見ましたが、聞き取りに苦労するようなことは、全くありませんでした。例えば今日のオーストラリアのニュースを30分見たとして、聞き取りに全く苦労しないということはありえません。知らない単語や表現を真面目に調べながら見たら、たとえ30分の番組でも2時間はかかると思います。

読売新聞でもNHKのニュースでも、一般大衆を相手にしているので、日本で生まれ育った人であれば、理解するのに難しいと感じるはずはありません。

僕は20年以上英語講師として働いているので、一般的な日本人より英語に触れている時間は長いことは間違いありませんが、いくら英語を勉強しても、日本語と同じレベルにはなりません。日本で生まれ育ったのだから、日本語の方が得意なのはしょうがないと割り切ることもできますが、これからも英語の理解度を高める努力を続ける必要性は感じます。




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