2013年11月5日火曜日

タイヤは減れば減るほど、減りが早くなる

以前私が企業のクラスを多く担当していた時は、月に2000キロ走っていましたが、最近は1000キロも走りません。走行距離が多かった時は,タイヤも早く擦れました。今日は車のタイヤのことで気がついたことがあるので、書いてみたいと思います。

例えばあるタイヤの新品の時の外径寸法が、589ミリだとします。円周率3・14で計算した場合,このタイヤは1回転で1849ミリ、つまり1メートル84センチ進むことになります。このタイヤをはかせた車で1キロ走ると540回転で、100キロ走ると54083回転することになります。

このタイヤが5ミリ擦れて,外径寸法が579ミリになったとすると、1回転で1818ミリ、つまり1メートル81センチ進むことになります。100キロ走ると55005回転することになります。

あるところまで片道50キロ,往復で100キロ走ったとします。これだけ走るのに、タイヤが新品の時は約54000回転なのに、5ミリ擦れた時は約55000回転することになります。毎日同じ距離の場所へ行ったとしても,タイヤは摩耗すればするほど、回転数が多くなるため,摩耗が早くなることが分かります。

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