2015年8月25日火曜日

英会話ができるようになりたい人も英検1級を目指すべき

「会話さえできれば、文法はどうでもいい」というのは大きな間違いです。このような考えを持った人の英語はめちゃめちゃなはずです。もちろん文章を書かせたら、めちゃめちゃでしょう。

英検の1級に合格するくらいの実力がないと、身のある話は英語でできません。Where did you go yesterday? (昨日どこへ行ったの?)こんな簡単な会話でいいのなら、中学レベルの力があれば十分です。しかし例えばアメリカ人とこんな話をしたらどうかです。It has been 70 years since the US dropped the atomic bombs in Hiroshima and Nagasaki. What would people in the US think about the bombings? (アメリカが広島と長崎に原爆を投下して70年になります。アメリカの人たちは原爆投下に関してどのように思っているのでしょうか)歴史や日本に興味があるアメリカ人にこの質問をしたら、いろいろな答えが返ってくると思います。中学レベルの英語力しか持っていなかったら、単語力やリスニング力の観点から、このような内容を英語で理解することは不可能です。ある人が5分この内容に関して英語で話したものを、「全部分かりました」と言えるレベルの人は、かなりの英語力がある人です。これくらいの英語力があれば、英検の1級に合格してもいいくらいです。

「英語で身のある話ができるようになりたい」と思うのであれば、まずは英検の1級に合格することを考えるべきです。その後、会話に磨きをかけたいというのであれば、ドラマや映画などをみて、会話で使われる表現を覚えるのがいいと思います。読む力をつけたいというのであれば、英字新聞や本をばんばん読むのがいいと思います。


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