理論経済学者で米スタンフォード大学名誉教授の青木昌彦氏が、先月カリフォルニア州の病院で亡くなりました。青木氏は東大経済学部卒で、ハーバード大助教授、京大経済学部教授などを経て、スタンフォード大教授に就任しました。一時は日本人でノーベル経済学賞に最も近い経済学者と言われました。
7月18日の読売新聞には青木氏に関して、以下のように書いてあります。
京都大やスタンフォード大の教授を歴任し、すでに世界的な権威として知られていたが、経済産業研究所では「名前を呼ぶときは、お互い先生ではなく、『さん』にしましょう」と呼びかけ、若い研究者やスタッフと気さくに議論していたという。
僕はこれを読んで、これこそ本当の学者の姿だと思いました。「先生と呼びなさい」と愚かな教育をしている教師に、是非これを読んで見習ってほしいと思います。
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