2016年2月7日日曜日

TOEICを受ける前に、英検の2級を

5年ほど前まで、僕の主な仕事は企業でTOEICの講座を教えることでした。TOEICの講座ではもちろんTOEICの問題集を使うのですが、英文法の基礎ができていないのに、いきなりTOEICの問題集を使うと、英語嫌いになるだけだとよく感じていました。

TOEICに合格・不合格はありません。点数で実力が判断されるだけです。つまり問題のレベルがばらばらです。

TOEICで300〜400点台の点数を取る方に、「200問中、自信を持って印をつけたのは何問あったか」ときくと、「あまりない」という答えが返ってくると思います。「何だかわからないけど、適当に印をつけただけ」というのが、正直なところだと思います。TOEICでは「自信を持って印をつけたものが何問あるのか」ということが重要です。何となくでやっているうちは、点は上がりません。自信を持って印をつけたものが増えれば、点は上がるはずです。

TOEICでは高校レベルの文法事項も出てくるので、中学や高校レベルの文法をまずやるべきだと思います。

願わくば、TOEICを受ける前に、高校卒業程度である英検の2級に合格するくらいの実力はつけた方がいいと思います。2級に合格するくらいの実力がないと、TOEICを受けてもあまり意味がないと思います。2級に合格するくらいの実力があれば、TOEICで600点は出るはずです。


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