2022年7月12日火曜日

昔通っていた松村塾の思い出

今朝みかも山を歩いていたら、なぜか松村塾を思い出しました。松村塾とは昔久保町にあった小さな英語塾です。父は久保町で生まれ育ったため、松村家と栗原家は昔から付き合いがあったようです。

僕はこの塾に入るまで、英語を習ったことがなかったので、特別英語に興味があったわけではありませんでしたが、今思うと、松村塾に通ったことと、僕が英語講師になったことは、少し関係があるのかもしれません。

僕が松村塾に通い始めたのは中学1年生の時です。入塾前にはローマ字のテストがあり、小さな部屋に同じ学年の生徒が、15人ほどいまたので、人気の塾でした。何十年も前のことですが、今でも松村講師の顔、話し方、声をよく覚えています。

松村塾では教科書を中心に進めていたのではなく、リンガフォンという音声教材を使って進めていました。松村講師としては、文法だけではなく、音にも慣れてほしいという気持ちがあったのだと思います。

僕は中学1年生の時からあまり学校に行かなくなったので、松村塾へ通うこともやめてしまいましたが、リンガフォンは購入し、自宅でも聞きました。この教材も英語に興味を持つきっかけになったのかもしれません。

もし僕が中学1年生から6年間、真面目に松村塾に通っていたとしたら、きっと僕の英語力はもっと伸びていたはずです。

松村講師が北海道へ引っ越してしまったことは知っていますが、いまでも存命かどうかは分かりません。松村塾へ通った期間は短かったものの、僕が初めて通った英語塾で、英語の道に入るきっかけを作ってくれたような気がします。

昔の松村講師のように、僕も自宅で小さな英語塾ををやっていることを知ったら、松村講師は何と言うでしょうか。


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