2014年3月28日金曜日

「産科医療・崩壊」を読みました

私は最近こんなタイトルの本を読みました。「英語講師がどうしてこんな本を」と思うかもしれませんが、産婦人科医の友人からいろいろ話を聞いていたため、興味はありました。

ヘビースモーカーで検診を受けたことがない妊婦が、産婦人科での受診を断られたものの、病院に来てしまい、死産で子宮を摘出するという話が出てきます。こんな無知な夫婦のため、産婦人科医が振り回されてしまうと思うと、心が痛みます。

「妊娠したら病院を受診し、かかりつけを決める必要がある。それを母親の勝手で怠るということは胎児に対する虐待だと思う。母親には、自分の健康を管理し、安全にお産できる環境を整える義務があるはずだ」と書いてあるのが、印象に残りました。

妻が妊娠中、私は毎回検診に一緒に行ったので、子供たちが1センチくらいの時から見ています。もちろん出産にも立ち会い、出産は女性にとって大変なことがよくわかりました。

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