2014年3月3日月曜日

ニュージーランドの大学の学生寮

1994年ですから、今からちょうど20年前、ニュージーランドのワイカト大学に入学した時、キャンパスの中にある Bryant Hall という学生寮に入りました。今はどうかわかりませんが、その当時の様子を書いてみたいと思います。

当時この寮には200人ほどが入っていたと思います。留学生もいましたが、ほとんどが地元の生徒でした。200人もいれば、日本語を勉強する人もいて、宿題の提出期限が近づくと、ドアをノックする音が聞こえ、「宿題手伝って」と来る人がいました。逆にこちらからも、宿題の手伝いをお願いしました。

日本では信じられないことだと思いますが、この寮では男女が同じフロアで、トイレやシャワーも共同でした。タオル1枚巻いた女の子が廊下をうろちょろするのは、日常茶飯事でした。彼氏や彼女を部屋に泊めるのも自由で、予備のマットレスがありました。

食堂があり、1日3回食事を出してくれました。週に2回部屋の掃除までしてくれるので、寮の掃除をしたことなど1度もありませんでした。

当時まだ携帯電話がなかったので、各フロアに電話があり、電話の近くの部屋の人は電話番のようで大変だったと思います。

Bryant Hall と書いた看板をだれかがいたずらして、Bryant の y と n を消して、Brat Hall になったこともありました。brat とは、「(うるさい・行儀の悪い)がき、こども」という意味です。確かに金曜日の夜は、酒を飲んで騒ぐ生徒もいました。

この寮で知り合った人の中で、もう15年以上会っていませんが、フェイスブックでつながっている人がいます。今となっては、Bryant Hall での一時は貴重な経験です。








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